日本の短期大学における英語学習者の学習方法と信念

学習方法と日本の短大生の信念
                             福岡医療短期大学 秋好 礼子

 第二外国語の学習者の習熟度に差が出る理由の一つとして、それぞれの学習者
の心理面での相違があげられる。外国語学習者が用いる学習方法とは、学習者が
その言語を段階を追って学び、実際に運用するためにとる意識的、無意識的行為
である。学習方法を取り入れる目的は、学習をより簡単でより迅速にするためで
あり、より楽しめるようにするためであり、より自学的でより効果的にするため
であり、そして、未知の状況に一層還元しやすくするためである。Anita Wenden
(1991)は、言語の学習方法は、学習者の言語を習得するということに対する個人
的な信念と密接に関係していると報告した。また、Peter D. MacIntyreと
Kimberly A. Noels (1996)は、言語学習方法の活用を、社会心理学を応用して論
じている。これらの研究を踏まえて、本研究は、言語学習者の心理的側面を探究
しようとしたもので、短期大学のEFL学生、男女合計130名を対象にして統計を
とった。本研究の目的は、学生の、英語学習に対する信念や思い込みを調べ、そ
れがいかに学生の学習方法に関係しているかを吟味するものである。本発表では、
EFLにおいて核となる学習者の心理と鍵となる学習方法の分析により、短期大学に
おけるEFL学生の信念の一貫性、言語学習の有効性と学習者の心理との相関関係に
ついて述べる。
Comments